2010年2月11日木曜日

第38回ローザンヌ国際バレエコンクールでの日本人入賞によせて

 
 
クラシックバレエには舞台美術の背景セット制作で関わらせてもらっている自分ではありますが、なかなかダンサーのことを知る機会は少ないのです。

ですが、今回はこんな素晴らしいニュースとともに、将来がとても楽しみなバレエダンサーの紹介とお祝いをさせてください!



ローザンヌ(=スイス)国際バレエコンクール 決勝で
佐々木万璃子さん(川口ゆり子バレエスクール所属)入賞


です!


ナント!女子では最高位、1・2位の男子に続く堂々の


3位!!


ご本人の佐々木さん、そしてバレエシャンブルウエストの
今村先生、川口先生、この度は大変おめでとうございます!!


近年、夏の時期に舞台セット制作で関わらせて頂いてお世話になっている山梨県は清里の萌木の村主催の清里フィールドバレエ。

その野外バレエのステージを舞うのは今村博明先生・川口ゆり子先生主宰の"バレエシャンブルウエスト"。
東京のこのバレエ団は"川口ゆり子バレエスクール"が母体となっており、佐々木さんはそこの生徒さんです。フィールドバレエの舞台にも立っていますよ。


◆ 以下詳細記事。(個人的に情報が見やすかったのでここへリンクを貼ってみました) 

SWISS info.ch 
http://www.swissinfo.ch/jpn/index.html?cid=8200276


そしてもちろんコチラでも今回の受賞に関してのコメントが見られます。



  • 萌木の村ホームページ内 "季節のひとこま" ページ
   http://www.moeginomura.co.jp/TOPICS/topic.html





日本人ダンサーは欧米のダンサーと体型が違うという点は確かに見れば分かる違いなんですが、バレエの技術そのものは全く引けをとらないレベルにある。ということを何年も前から聞いています。


現在、バレエを習う人口は増加傾向にあるようですが、舞台総合芸術として国民に広く知れ渡っているか?

と言ったらまだまだ広くその芸術性を認めてもらえる存在ではないようではありますが、多くの著名な先生方がたゆまない力を注いできた世界です。

今回もそうですがその世界が確かなもの、より高みへ導かれているという事実がここに存在しています。

そしてその高い芸術性は必ず人の心を揺さぶるものだと僕は思っています。

そんなダンサーが多く存在し、舞台上で本当に良いものを見て欲しいと願ってお互いが刺激し合いながら演じたら・・・



本当におめでとうございます! 重ねてお祝い申し上げます。


佐々木さんのようなダンサーが、今までもそうですが、
これからもさらに現れてくれることを楽しみに願っています。






最後になりましたが、このニュースを知ったタイミングが遅かったため、
両先生方を始めこのコンクールでの受賞を支え、そして関わられてこられた多くの方々に対して大変失礼かとは存じますが、このWeb上でのお祝いとさせて頂きました。



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