2010年11月20日土曜日

Ballet , Volley

 
 
バレエ シャンブルウエストのおやゆび姫、公演終了しました!

・・・あっという間に一週間が過ぎ、報告が遅くなってしまい・・・反省・・ではありますが、気を取り直して—


ご来場の皆様、ありがとうございました!!
今回の公演では自分も一スタッフ。皆様に感謝申し上げます。


前にも書いたように、清里フィールドバレエ版は知っていても、劇場版を観るのは初めて。
印象的な振り付けは記憶に残っているのだけれど、劇場用装置との組み合わせは新鮮でした。
だから個人的には屋内と野外公演の相違点が比べられて興味深かったですね。


モーツァルト楽曲つながりで今回併演であった

“バレルのアマデウス”

という作品に我がスタジオの背景幕飾りを使っていただきました。


今村博明先生の確固たる作品イメージに添えるかが最大のポイントでしたが、照明効果と相まって見事に溶け合うことが出来たようです!

お陰様で、自分がいつも願っている、舞台上での"ピリッ"とした空間・空気作りが巧くいった気がします。


先生のチョイスによって生まれた舞台空間・・・

そこで自分が得た感覚は今後の制作に生かせる。


ダンスもライブだけど、音楽、舞台装置、照明が作る空間もライブ。人の手が操作しているわけだし。

・・・それらの組み合わせで舞台芸術は生まれる。その場で見なければ絶対得られない感覚がある。

作り手として力の入るところです!




・・・それで、今回のタイトルは何?

公演後の撤収作業で絵幕を引き取りに向かう途中、代々木の体育館に届け物(急遽作成することになった祝幕)をすることになり、無事に納品を済ませてから劇場に向かったのですが、この日はバレエならぬバレー女子が32年ぶり!にメダル(銅)を獲得した日でもありました!!

・・・ということで大きな事柄が身の回りを一遍に通り過ぎていったようなそんな週末でした。




● Ballet , Volley


 

2010年11月10日水曜日

おやゆび姫 バレエ 定期公演のおしらせ 

 
 
間際になってしまいましたが、ご案内があります。


バレエ舞台定期公演のお知らせです。


ホームページのリンク先にもなっておりますが、夏期には山梨県清里フィールドバレエでの公演にも主演の、



バレエ シャンブルウエスト が62回目!! となる定期公演 を −

演目は・・・おやゆび姫

で開催します。



とき/ところは・・・


今週末 (ギリギリ告知で本当にすみません・・・)、

11月13日(土)・14(日) 両日とも開演は16:00〜

五反田 ゆうぽうと



です。



清里でも拝見しておりますが、原童話の様にとてもユニークなキャラクター達の舞踊で繰り広げられるバレエです。

演出・振り付けも目を惹くものばかり!脳裏に焼き付きます。

大人だけでなく、特にお子さん達はより楽しめるのではないでしょうか。
本格的な冬の到来を前に、おやゆび姫の世界でまずは心を温めにいらして下さい!!












・・・ここからはART DOMINOとしての宣伝パートになりますが・・・

本公演との併演となる演目 “バレル” の舞台飾りで関わる予定です。


バレエ団の皆さん、裏方スタッフ等の皆さんお世話になります!




● おやゆび姫 バレエ 定期公演のおしらせ 





2010年11月3日水曜日

Webページ更新のお知らせ:アップリケ背景幕_2010,11月間掲載

 
 
皆様いかがお過ごしですか?

最近、観たい美術展がどれも微妙に遠いところで開催されているのでどれも行きあぐねているアンドウです。


・・と、ちょっと美術に関わっている者らしく始めてみましたがそれはさておき・・・



アールドミノHPで今月紹介の背景幕について少し・・・。

先にリンクを載せておきます。
https://sites.google.com/site/artdominoworks/




この背景幕の構図を簡単に言うと、

人の倍ほどの高さの石壁が幅18m程有り、その両端には冬枯れの木々が配置されている。


・・・左右の木立は壁よりもずっと高いから、この幕に関しては舞台画面全体で見ると、石壁から上の部分は何も描かれていない・・・




上の写真のような状態。

生地も必要なところまでしか用意されていません。写真右上の四角く見えるグレーの部分は床ですね。


・・どうやって舞台に飾るのか?となると・・・やはり “ 網 ” の登場です。

この絵が描かれた幕と巨大なその網とが張り合わされてやっと舞台のバトン機構に吊すことが出来る。

実はこの後ろ(舞台奥側)には空バックのドロップが飾られます。そこで初めて一枚の背景として成立するものでした。


しかし残念・・・

空ドロップも併せて描きましたが、この時も劇場で完成形を見ることは出来ませんでした。

・・想像するに、舞台上にはとても臨場感のある背景を作り上げることが出来たのではないかと思っています。

デザイナーさんのプランは平面の絵が二枚の単純な組み合わせなんだけれど、こちら絵描き側が巧く空間表現することによってとても奥行きを感じさせる事が出来る。

それには画面上で色々な絵画的操作が必要なんだけれど・・・デザイナーさんのアイデアを生かすも殺すも背景師次第・・・。



でも・・それができるのは描いている人間の眼でしか有りませんっ!


人が見て描くという事が大切な作業ですし、何しろそこにやり甲斐を持っていつも制作しています。


・・・あ、急にぼやき?になってきてしまったのでこの辺で +_+;・・・。


最後にもう一度、今回の背景幕紹介ページへのリンクです。

“今月の一枚—舞台美術背景幕”
https://sites.google.com/site/artdominoworks/





● Webページ更新のお知らせ:アップリケ背景幕_2010,11月間