2017年7月21日金曜日

Coppelia - BACK DROP その3




さてさて、前回に続き(時間空きましたが…)、バレエ舞台コッペリアのバックドロップ製作レポートを。


ドロップ用の生地は届きました。なので先ずは縫製ですね。





で、肝心なデザイン図ですが。。。



ドン。





基本的にはこんな感じです。




んー、細かいところの色付けに手が回りきっていませんが、セピア寄りの落ち着いた色合いで仕上げる方向性ですので、色差しと言ってもこの先はアクセント程度になるでしょうか。




ここまで決まってきましたので、幕への作画が進められそうです!!


ということで、今回は短く終わりますー。




 
 

● Coppelia - BACK DROP    その3




 
 


 
 
 


2017年7月8日土曜日

Coppelia : Back-Drop その2

  

昼を過ぎ、、、しばらく、、、頑張った。もうダメ!

逃げました。

本格的に暑くなりましたねぇ。

しばらくアトリエには戻りません(戻れません)。。。と食事兼、涼んでました。図面作成がはかどりましたよ。

アトリエ戻って乾きのよいうちに製作を進め、さぁ今。


デザイン検討の時間。





前回の最後のpc上のスケッチを手描きの方へ落とし込みました。

普段使っている生地に、普段通り床に敷いて描いてます。




 で、今夜はもっと描き進んだ状態の、小道具さん的な部分と、全体の色合いを検討。







樽やら農具が置いてあったり、看板がかかっていたり。










リヤカー。壁に立てかけ。
スポークの数、左右でおかしくない?


















樽!
じゃなくて木製バケツ。



物干し、も考えたけど干しっぱなしになるので、現在保留。
朝〜夕刻まで照明の表現が入る?とかって考えると…ねぇ…早く取り込んで!って、
なるとかならないとか。。。笑


他にも考え中です。木製車輪も描きました。
舞台上にわらわらと小道具を置く方がかっこいいと思っているんですけど、置けないことも多々あり、ってなるとそこそこを背景に描き込むしかないね、ともなるんだけど、何でも描いてしまうと時として邪魔なものにもなるかもで…ブツブツ。。。
こんなことをいつも考えますね。


あ、一輪車、どこかに描こう! もちろん、木製ね。








● Coppelia : Back-Drop その2







2017年7月4日火曜日

Coppelia : Back-Drop その1


バレエ コッペリア
音楽=レオ・ドリーブ

コッペリアは人形。それを作っているのはコッペリウス博士。
主役は、恋仲スワニルダとフランツ。
フランツは、コッペリアに恋をしてしまう・・・


背景幕製作を一点ご依頼いただきました。
↑のお話の舞台となる村の様子を表します。


空は〜、その色は〜
〜な感じの家が数棟〜 

といった簡単なイメージをいただき、
スケッチを描き始めました。

ルーズリーフの端っこの方にグジグジと。






小っさい。


まずは構図。
とても大事なのです。
グジグジと、動かしやすいように。




今回は舞台奥から舞台前までを使ったシーン全体をデザインするわけではない。
なので、
このバックの絵にどんな情報を入れ込むか、
も考えていかないとですね。


pc上の作業も進めて






な感じでまずは構図をご提案です。

結果、お話でいただいている家の棟数より増えていますが、
どうでしょうか?

簡単に数の指定がありましたが、並んで詰まった感じかな?とも捉えましたので、
家は多目に見えますが、このように配置することで、

ぎゅっ、

とした印象になれば良いなぁと考えました。


なおかつ遠景に繋げたいので詰まってばかりもいられない、
窮屈な感じにしてしまっては “ 壁 ” みたいな背景になるのでそれは避けたいなぁと。



さて、今後どのようになっていきますでしょうか?

ご意見いただきつつデザインをさらに進めます。








● Coppelia : Back-Drop その1