2010年6月29日火曜日

ガスっているのは外?内?

 

今日は身体が辛かった。

逃れようのない蒸し暑さのなか・・しかも油性塗料を吹き付けての描画。
描画といっても大々的なタッチアップといったところか。

吹き付け面積が広く、蒸し風呂状態である上にガンで飛ばされた塗料がもくもくと立ちこめて…

画的にも作業場はサウナの様。笑


…いや笑っている場合ではありませんよ。

そのような過酷な状況下での作業・・なんの自慢にもなりません。

年間を通しては低頻度の油性塗料使用。有機溶剤を浴びた身体もそのうち何とか浄化されるとは思うけど、それにしても、頭が暑さでぼーっとなっているのかラッカーシンナーのせいなのか分からないや。




シャワーとビールが美味しい晩になりました。







● ガスっているのは外?内?

 
 
 

2010年6月18日金曜日

水無月ソワレ

 
 
背景仕事が一段落したので、なかなか出来ないままでいたペイントスタジオの整理に取りかかったり、小物を作り始めたり…


すっかり暑くなってスタジオでの作業も辛くなってきた今日この頃。
この季節の話題がもちあがってる。・・それは、




近所の沢に大量発生した様子。

近年では蛍の数も減ったからか、わざわざ夜道に出て蛍探さないし。毎年1・2回気の向いた日だけ…。

・・・でも今年の状況は違うらしい!

まるで蛍群がオーケストラを奏でているようだ!というもんだから、
行く価値はあるぞ。


夜になった。


けど、涼しすぎる。風がだいぶ吹いている・・・今宵は飛ばず…かな?


・・いや、何せ“大量”なんだから数匹くらいいるだろう。

散歩だと思って噂の場所まで行く。


茂みの向こうが沢になっているはずだから…もう少し・・

・・・いるじゃん!!


その茂みの向こう側、ライムグリーンの点達が下の方からふわ〜と。


さすがに少し早足な自分。

沢まで来た。

いたいた!しかもすごい数だ



静かだなぁ。
ここだけは風が当たらない場所の様。

実際に飛んでいた数はこんなものではないけど、試しに撮影したのがこれ。
ハンディーカメラの性能からして当然しっかり撮れないんだけど、
それでも蛍たちが一斉に明るくなればこれくらいは見える。

今までにこんなにまとめて見たことがなかった。

しばし動けず・・・。
皆同じようなリズムで光るから、確かに演奏会のようだ。
これだけの数がまとまっているから、光るとその沢がどんな形状か分かるほど。


しずーかな光のショウ —


そのはかなさも知っているだけに感慨深くもあり余計に見入ってしまう。


いとも簡単に手に取れる。でも飛んでる姿がbestだな。



見事な舞台。


今年は何度か足を運ぶか?
来年も飛んでおくれ。




● 水無月ソワレ

2010年6月13日日曜日

Band “ ベルボロ ” Live 告知。 

 
 
あー昨日はしっかり暑い日だったな。

関東地域、梅雨入りを控えた今日この頃。みなさんいかがお過ごしですか?


突然ですが、
そんな暑さの中、今回は舞台美術事から離れて…というか自分が出演する側のお話。

またまたあるバンドのライブが控えている。

バンド名は ベルボロ 。アルファベットなら " BELLBORO " 。

昨日は7月にライブを行うベルボロの一回目のリハーサルだった。

今年3月初めにもサポートメンバーとしてバンド出演があったけど、ベルボロではメンバーとしての参加…?元々はボーカリストが普段のソロ活動と並行して作ったバンドである。
そこに今回はオリジナルメンバーからの再編成という事由で自分も参加、となった。
とは言え、バンドメンバーは学生時代や音楽を通しての友人ばかりなので、もはやメンバーとかそうではないとかあまり重要ではない。こうして集まって音楽が出来るという事が素晴らしいと思う・・・


…とまぁ細かな個人的思いは置いておきまして、以下を告知!



[SATURDAY NIGHT BOOGIE BOP]
Moto‐Psycho R&R Service(guest/Rockin'Enocky)/
THE SURF COASTARS / BELLBORO / ザ・ルーピ−サーカス
THE イギーポップ狂 チャコペンシルズ

開場/開演 → 18:00/18:30

チケット:前売り/当日 → ¥2500/3000+1D


一先ず告知でした。

このブログ左サイドにも鈴木祐樹 Official Web Siteのリンクを貼ってるので、メンバー編成もそちらで確認できます。

Liveを含め新生となったベルボロをよろしく!!



 ● Band “ ベルボロ ” Live 告知。


2010年6月5日土曜日

バレエは劇場公演だけに非ず

 
 
2010年ももう6月。
夏がやってきます。

自分にとって近年の夏といえば清里高原。

そう!今年もフィールドバレエの季節がやってきます。



以前にも今年の演目をご紹介しましたが、今回は上のチラシも含めての宣伝です。
拡大してご覧下さい。

A-program:天上の詩
B-program:白鳥の湖 
C-program:シンデレラ

が今回、第21回目の演目です。

中でも個人的には天上の詩を楽しみにしています。
以下その紹介は、清里・萌木の村Web site内、清里フィールドバレエページより抜粋。

 天上の詩は、プリンシパルで芸術監督でもある今村博明と川口ゆり 子が清里フィールドバレエを続ける中で、八ヶ岳に伝わる羽衣伝説を基に創作したオリジナルバレエです。台本、作曲、衣裳等そのすべてが日本人の手による作 品で、2000年のロシア・ボリショイ劇場での公演でも喝采を浴びた日本が誇るバレエです。
 物語は、美しい自然に囲まれた山地に住む青年と池の畔で水浴びを楽しむ天女姫との出会いから始まります。しかし天女と人間の恋は許されない天の掟でし た。二人の切なくも強い愛の絆は、やがて天上界の天帝の心を動かすのでしょうか。天上の詩は、私たちの中の五感で観る美しいバレエです。



もちろん言うまでもなく、白鳥・シンデレラも毎回高い評価を得ている人気の高い演目ですが、この天上〜に関わるのは初めてということもあって全てが気になります。

主演バレエ団のバレエ シャンブルウエストは先月、本拠地八王子での定期公演を終え、現在はフィールドバレエのためのお稽古が続いていると思われます。

定期公演は今回のフィールドバレエ演目でもあるシンデレラで、
とても楽しく拝見させて頂きました。 先生方、大変ありがとうございました。

…劇場版と清里版との違い(舞踊や演出・舞台美術)を比べられるのも一つの楽しみですね。



公演が近くなったらまた現地レポートをお届けするつもりです。

第21回清里フィールドバレエの宣伝でした。




● バレエは劇場公演だけに非ず



 
 

2010年6月4日金曜日

今月の一枚・舞台背景画:Webページ更新のお知らせ

 
 
先月もページ更新情報をお届けしたけど、この一ヶ月日記自体が少ないと感じる・・・

色々あったはずなんだからその中で気に留まったことはなるべく記しておきたい…そうでもしないとみんな流れていってあっという間の一ヶ月、一年だ。
自分のためも含め、更新に努めます。



では毎月恒例のWebページ更新です。


今回も季節的なことを考慮してこちら。
緑色が鮮やかな舞台セットの一部、背景の役割となる葉っぱばかりのアップリケネットです。

それにもう一つ訳がある。
更新を怠っていたが為に紹介が出来なかったのでここで紹介させてもらいます。

それはこちらの日記から↓
http://artdomino.blogspot.com/2010/04/blog-post_10.html

画像にある素材は何でしょう?と振ったままになってました。

てことで答えはこちらです。
更新したページへどうぞ。

今月の1枚 — 舞台美術背景画
2010, 6月
http://sites.google.com/site/artdominoworks/


大げさに問いかけるものではなかったけど、
見たままの形を使っています。

葉っぱですね。

ただし、↑リンクにある仕上がり写真のものすべてが一枚一枚を貼り付けたものではないですよ。
所々に使っています。全部貼ったら作業が大変ですからね!
それに、葉っぱの向きも限定されてしまうから動きのある画が作れません。
だから描きと貼りに分かれてて、それらをなじませながらの仕上げで、との要望。

ちょっとしたことですが、照明が入った時に貼ったものに対して出来る陰影効果を狙ってのアイデアのようです。その上たためるから搬出入も容易ですね。

ネット貼り作業は行っていませんが、葉と葉の間をなるべく細かく切り抜いてもらう指示を付けさせてもらいました。なかなか大変な作業だったのではないで しょうか。

ちなみに、写真のものは舞台センターに来るもの。
これの他にもちろん上手・下手サイドにも同じものを制作しました。



● 今月の一枚・舞台背景画:Webページ更新のお知らせ