2010年2月28日日曜日

みみずくず ライブ (3/2) 迫る!

以下、編集しなおしたまま投稿忘れてました〜。
 
 
2010年の2月ももう終わり。

"2" の続いた、平成22年2月22日22時22分22秒…ももはや昔だが、

もう一つ大事な " 2 " がやってくる!


そう、3月日! みみずくずライブ復帰! だ。


このWeb日記上で何度もお伝えしているように、自分もサポートで出演のライブがあと2日後に迫ってる。時が経つのが恐ろしく早いです。1stリハからあっ!という間、ホント。


途中、新曲音源のレコーディングも入ったりしてかなり刺激的なスタジオワークだったりして。


ライブ当日は、


新曲 " 東京ビリー " 音源発売

Vo. 林レイナ 初のエッセイ集 " ご飯いこか? " 発売

他、音源も多数ご用意。

詳しくはみみずくずホームページで。
http://www.mimizukuzu.com/





ここでももう一度、ライブスケジュール詳細です。

DaisyBar 5th Anniversary “melancholyナmarble状ノ世界vol7”

共演: MOLICE, 原宿クロエ, N′夙川ボーイズ

OPEN 18:30 START 19:00 前売り 2000円(D別)/当日 2300円(D別)



ちなみに横のプロフィール画像もライブが終わるまでミュージシャンバージョンで。





● みみずくず ライブ (3/2) 迫る!




今日は最後に・・・

南米チリでの地震による大惨事。現地の一刻も早い復興を願っています。




 
 

2010年2月27日土曜日

壁掛け時計の製作

 

舞台の背景仕事以外に、合間を縫って創作させてもらっているものの一つ。

それは、 " 壁掛け時計 " です。


掛け時計ってどこにでもあるものだけど、それは確かにただ単に時を告げてくれればそれで目的は果たすもの。

そう・・

だってそれが時計でしょ? と言われればそれまでだけど、

皆さん案外、

' うむー、これでいっかぁ・・・ '

みたいな選び方されてませんか?


自分はそうでした。

デザイン的に、例えば居間にはこんな色合いでー、こんな形でー、って思って探してもビンゴな出会いはしたことがない。

そうすると結果シンプルなデザイン、飽きの来ないルックスのよく言えばユニバーサルデザイン的というかバリアフリーな(笑)見た目の、そんな頃合いのもので手を打ってきた感じ。


そんなだったから、じゃあ自分で作ればいいじゃん、って単純に思ってて。

で、ある新築のお祝いを考えてたときに、" 俺、時計作るっ ! " ってなってやっとその思いは実現したんだよねー。第1号が自分用ではなかったけど。


△ 記念すべき第1作目



手作りだから時計文字盤を含む本体構造的に難しいものは作れないけど、どの家にお届けさせて頂いたものも大変好評を得ているそうです。
いつでもそうですが作り手としてそれが1番嬉しいこと!!


だからそれであれば、これからもいろんな方々に知ってもらいたいなぁ、と。・・単純ですね。笑)

それにまだまだ作ってみたいという自分の欲もあって、またまた時間を見ては作ってみる予定です。



今までは飾って頂くお部屋の雰囲気に合わせての完全1点モノの制作でしたが、今度はほんの数点ですがまとめて作ってみましょう。


そんな感じですが手作りの壁掛け時計をご提供させて頂きます!!

進行状況もその都度お知らせ致します。



● 壁掛け時計の製作
 
 
 

お世話になってます! 美容室 " 凛 "

 
 
昨日午前中は材料買い出し。

の前にその足で・・・


みみずくずが出演するイベントのチラシを置いてもらいにお世話になっている美容室 " 凛 " さんへ。



いつも自分の癖毛がお世話になってます! 自分には絵を描くとか曲を弾くとかには具体的にイメージを持っているのに、自分の髪型ってなるとよく分かりません。だけど店長さんにはそこら辺をお任せだったり、こちらの判りづらい要望を理解してもらいながらいつも切ってもらってます。自分の癖毛のそのクセをうまいこと生かしてもらって仕上げてもらえるのでうれしい!

ただ今回は髪切ってもらう時間が無くて、ものだけ届けるだけで・・店長さんすみません・・。

Live前に整えてもらえれば良かったけど、伸びた髪型のままLiveに突入だね今回は。
店長さん度々すんません…だからLive時は自分の不精から来る伸びたスタイルのままです。
でも少し伸ばしたかったってのもあったものですから・・。


以前にもバレエ関係のチラシも置いてもらってたりしてお世話になってますね。

そして仕事の手を休ませてしまって・・申し訳ないです。

凛 さん、

ご協力ありがとうございまーす!!
そしてこれからも我が癖毛をよろしくお願い致します。







・・・その後は木材の買い出し、そしてスタジオでは描き作業、と。



● お世話になってます! 美容室 " 凛 "
 
 

2010年2月25日木曜日

バレエ 舞台用カットクロス

 
 
舞台上手・下手に配する柱カットクロスを制作中。




古典バレエはおとぎ話が主体であったりして、美術デザインも想像力をかき立たせるものがよく似合う — そう思っている。



写実的な絵の類が求められる場合も多い舞台背景画業。


だけど、

素敵だなぁとか、背景画に変換する際に制作作業に熱が入る力のある道具帖・デザイン画って現実と創造の世界が面白くそして自然に入り交じっているものだったりする。


自分がデザインする場合も両者をうまくブレンドしたいと思っている。
バレエの華麗な衣装とも良い相互作用が生まれるだろう。


だから写真のように中世の大理石柱を題材にしても自分なりのイメージのデフォルメというべきかややオーバー目な表現を盛り込んでいる。

バレエに限らず、舞台芸術、舞台上での表現は非現実的なもの。
その演技や演出を楽しみに来ている観客がいる。非現実だからこそその舞台演目に目を向けるのではないだろうか?
お客さんにはそこでしか観ること・感じることの出来ない貴重な空間になって欲しい。
演者、裏方共に舞台の作り手はみな、夢のような時間を提供したいと思っているはず。




・・と固ーい話が続きましたところで、

・・では今日の写真の話へ。

って、あっさり切り替えているように思われるかもしれないけど、上に書いたことは自分なりに常々思っていることなのですよ。


・・えー、で、写真の話。

ごらんのように、柱頭のデッサンは判ると思いますが、たまには大きさの比較対象になるかと思ってのこの一枚です。


刷毛があったり、絵の具が入ったバケツがあったりするので大きさ比較の参考に・・なってるかな?





● バレエ 舞台用カットクロス

 
 





2010年2月24日水曜日

Last Rehearsal : MIMIZUKUZU

 
 
先ほど帰宅したばかり。

どこから?

高円寺のスタジオAFTER BEATから。

時間が確実な電車移動を選んでいる自分だが、帰りの線路上トラブルの影響で他の経由を選ぶ羽目に・・・

利用者はみんな大移動だし、自分も運んでいる楽器もろとも電車へ押し込まれながら何とか帰宅の途についた。



と、取りあえず熱いコーヒー飲みたいっっ・・・

・・・そんな感じで現在日記を書いてる訳です。

4時間のリハはあっという間だけど、帰りの電車も併せて立ちっぱなしの時間が長い。

脚をもみながらタイプ中。




今日はみみずくず Live 前 Lastリハーサルでありました。

3月2日のライブで発売の新曲音源、 " 東京ビリー " のレコーディング&ミックス作業も着々と進んでいる。

そして同ライブでは、みみずくずボーカル 林 レイナ の初エッセイ集、

 " ご飯いこか? "

も発売する彼ら。


ほんとにメンバーは、皆さんに楽しんでもらえるようにと色々準備してますよ!!



オレは?!・・いい演奏をしよう。そして楽しもう。

ライブが楽しみだ!!!





● Last Rehearsal : MIMIZUKUZU


  

2010年2月23日火曜日

舞台装置とよばれる舞台背景画

 
 
先日、長い期間、中断や加工作業でなかなか先へ進まなかったバレエ用のドロップの描き仕上げ(おそらく仮)を行ってきた。

バックドロップ - 部分写真



何故 "仮" に なっているかというと、もう一つこの背景幕に絡む道具があるから再度描き調整が必要なのでは?と予測するから。

うえの部分写真も今回やっと手を入れて進めることが出来た部分。その理由もやはりここを仕上げるまえにひと工程細工が入った為だ。


写真の中に細工は見えてるんだけど分かりますか? 

・・と振っておきながら、それが分からないところがいいんですねー。



まだこの道具は使用前だから仕掛けの話はあまり書けないんだけど、この幕には細工箇所が多いんです。


制作している身としては単純な仕掛けなんだって分かっているのだけれど、やはり観客がそれを見たときが評価の分かれ道。


仕掛けが単純?・・・いえいえ難しければよいモノではないと思います、個人的には。


それよりもその効果の大きさが大事ではないのでしょうか?


例えば、演劇の世界での舞台装置となると、一つ一つの要素が演出と絡んで、
あれはこう、これはこういう事を意味していて…
といったような哲学的にも深い意味が込められている。言うまでもないがそれらを表すための装置であり、お芝居の本質・演出家の意図等をビジュアル面から観る人に伝えている訳だ。

演劇を観に行く機会は少ないけれど、それでも観劇の際はお芝居と併せて舞台セットの隅から隅まで見渡して自分なりに “ あの演出とこの装置はきっと〜ってこと?” なんて考えながら観る事になる。だから一本演劇を観ると頭は疲れきってしまうけど。でもそれがいいんだよね。しばらくの間登場人物が頭から離れなくてさ。



クラシックバレエの舞台においては、一概には言えないが、演劇の舞台装置ほどの自分が想像するような哲学性はないとは思うけど、それよりもバレエパフォーマンスと併せて視覚的に観客に楽しんでもらえるような演出が多いのではないだろうか。

立体のセットを作れば、それはもう仕掛けがあって当然のような佇まいをしているが、

自分が常に関わっている背景幕はいつもフラット(別素材を貼り付けたりすれば半立体的だが)。

それなのに色々細工を施すことにより時に立体の装置と見紛う表現をする。

もちろんそこには照明の力や、舞台監督、転換スタッフ等の力が必要だけど。


自分は舞台の背景画を描いてます。

しかしそれはただの絵、背景ではありません。

舞台道具の一つ、セット或いは装置。 

立体のセット・装置とは変わらない大事な舞台装置・道具です。

だから制約も多いし、気を遣わなければならないところが図面だけでは計れない。

なんといっても相手が “生地” という場合がほとんどだから。彼らは生き物だから・・・


でも、そ こ が おもしろいんだなー。







● 舞台装置とよばれる舞台背景画












2010年2月19日金曜日

ジム・バックドロップ・バンド

 
 
昨日のリハから一夜あけて −


今日はここの所続いているバレエ舞台のドロップ制作…と思いきや、

ドロップへの色々な加工がまだ完了していないそうで、描きの仕上げに入れないとのこと・・。


だから今日は完全に腹をくくり、ひたすら事務仕事をやっていたのでした。

いつも“やらなきゃな”と気に掛けている事務作業。
 キョウハソレヲヤリナサイ! … とでも言われているかのようでした。

明日は絵を仕上げに行くぞ!!




それで、だ・・・


昨日のリハ。


12:10過ぎに高円寺のスタジオに到着。

今日は先にスタジオで作業をしているみみずくずメンバーが2名。

ある音源発表&発売のためにRec作業に入っている。

なんとー! 

そのCDはデモ版ではあるけれど、3月2日のライブ会場で “ 売るぜ!”。

その後はみっちり4時間近くリハーサル。

そしてそして・・・

リハ後にはベースパートの録り・・・つづいて鍵盤モノも重ね録り。


さすがにハードなリハ&Recの一日になったなぁ。


・・ということもあって今日は事務作業がうってつけな日だったのでした。(…ってそこに集約するんかいっ!?)


自分の話はさておき・・・


みみずくずの3人は3月2日のライブに向けて、演奏はもちろんのこと、
上記デモCD販売や林レイナの読み物出版等、皆様に楽しんでもらえるように準備を進めています。

みみずくずホームページでもチェックをお願いします。
http://www.mimizukuzu.com



俺もお客になりたいなぁーっ ・・・ いやいやあなたはベースを弾きなさい!・・・



・ ・ ・ はい 。




● ジム・バックドロップ・バンド
  
 

2010年2月17日水曜日

近所と近況。

 

今朝、自宅近所の様子




なんだかんだで今冬、雪の日がありますねぇ。


すぐ近所の山が綺麗だったので撮影してみた。

普段と違う景色だからか、知らない土地にいるみたい。



さて、最近はバンドリハの準備で夜の時間帯は日記を書き留めるのは後回し気味。

バレエ舞台セット(ドロップ制作)のお仕事も、それが道具であるが故の必要な加工作業の完了待ち。


・・とにかく! 明日はリハがあるので楽器持って今日中にいろいろやっときましょ。



● 近所と近況。




2010年2月14日日曜日

3月2日は “ みみずくず ” で —

  
  
今日はバンドの話。


次のリハももうまもなくやってくる。

時が経つのがホントに早いと感じる。

サポートとして出演する訳だけど、そのライブだってきっとすぐにやってくるな、きっと。




先日、みみずくずギタリストのコーヘイ君から追加課題曲の1曲が届いた。

またこれもいい曲!なんだなぁ。



今日も少しその曲をさわってみたんだけど、まだ曲の波がつかめないから、
やりたいことだけは決めておいて、後はリハで感じをつかませてもらお。

それから、楽器の簡単なメンテもしたんだった。
スタジオ入って、大きい音出さないことにはその効果の有無は確認できないけどね。


今晩も時間が出来たからもう少し楽器を持とう。


それから —


改めてライブの告知です。いい音を体感しに来てほしいな。是非!!



みみずくず

2年ぶりの復帰ライブ!

3月2日(火)

下北沢 Daisy Bar

Daisy Bar 5th Anniversary “melancholyナmarble状ノ世界vol7”


以下 Daisy Bar “3月のスケジュール”より抜粋

発売日:2/15(月)

ローソンチケット 0570-00-0777  
Lコード予約 http://l-tike.com Lコード:70690
イープラス  http://eee.eplus.co.jp
DaisyBar店頭
OPEN 18:30 START 19:00
前売り 2000円(D別)/当日 2300円(D別)




続いてリンク先になります

★ みみずくず ホームページ http://www.mimizukuzu.com/

★ ライブハウス “ 下北沢 Daisy Bar ” http://www.daisybar.jp/index.html




● 3月2日は “ みみずくず ” で —





2010年2月13日土曜日

バレエ舞台セット制作

  
  
アトリエは寒かった・・。

バレエ用ドロップ制作続行です。


ジェットヒーターをつけてもらってありますが、
そこから離れたところでしばし作業をしていたので体温が上がりません。
でもそれは当然のこと。何しろドロップを敷いているアトリエは広いですから。


だけど今日は指先が痛い。


なぜなら自分が使っている"My 当たり棒" が冷たい!

ちなみに、当たり棒とはドロップ上に下絵の当たりを付けるための道具。

何故棒状なのかといえば、
制作者は立ち姿勢で下書きをするから、床面までの長さが必要なので長い棒状になっているのです。

・・でそのMy当たり棒なんですが、柄の部分がアルミ製なのでこの時期は終始冷たい!



指先が冷たいながらも写真のように当たりをすすめる。








あー早く刷毛を持ちたい。— などと少し思いながらも当たり作業を終えて絵の具を重ねていきました。


来週は場所を移しての作業になる。


紗幕を所々に貼ってもらったりパネルとの絡みも出てくるから、また少し気を遣った作業も出てきそうだ。




● バレエ舞台セット制作

2010年2月11日木曜日

第38回ローザンヌ国際バレエコンクールでの日本人入賞によせて

 
 
クラシックバレエには舞台美術の背景セット制作で関わらせてもらっている自分ではありますが、なかなかダンサーのことを知る機会は少ないのです。

ですが、今回はこんな素晴らしいニュースとともに、将来がとても楽しみなバレエダンサーの紹介とお祝いをさせてください!



ローザンヌ(=スイス)国際バレエコンクール 決勝で
佐々木万璃子さん(川口ゆり子バレエスクール所属)入賞


です!


ナント!女子では最高位、1・2位の男子に続く堂々の


3位!!


ご本人の佐々木さん、そしてバレエシャンブルウエストの
今村先生、川口先生、この度は大変おめでとうございます!!


近年、夏の時期に舞台セット制作で関わらせて頂いてお世話になっている山梨県は清里の萌木の村主催の清里フィールドバレエ。

その野外バレエのステージを舞うのは今村博明先生・川口ゆり子先生主宰の"バレエシャンブルウエスト"。
東京のこのバレエ団は"川口ゆり子バレエスクール"が母体となっており、佐々木さんはそこの生徒さんです。フィールドバレエの舞台にも立っていますよ。


◆ 以下詳細記事。(個人的に情報が見やすかったのでここへリンクを貼ってみました) 

SWISS info.ch 
http://www.swissinfo.ch/jpn/index.html?cid=8200276


そしてもちろんコチラでも今回の受賞に関してのコメントが見られます。



  • 萌木の村ホームページ内 "季節のひとこま" ページ
   http://www.moeginomura.co.jp/TOPICS/topic.html





日本人ダンサーは欧米のダンサーと体型が違うという点は確かに見れば分かる違いなんですが、バレエの技術そのものは全く引けをとらないレベルにある。ということを何年も前から聞いています。


現在、バレエを習う人口は増加傾向にあるようですが、舞台総合芸術として国民に広く知れ渡っているか?

と言ったらまだまだ広くその芸術性を認めてもらえる存在ではないようではありますが、多くの著名な先生方がたゆまない力を注いできた世界です。

今回もそうですがその世界が確かなもの、より高みへ導かれているという事実がここに存在しています。

そしてその高い芸術性は必ず人の心を揺さぶるものだと僕は思っています。

そんなダンサーが多く存在し、舞台上で本当に良いものを見て欲しいと願ってお互いが刺激し合いながら演じたら・・・



本当におめでとうございます! 重ねてお祝い申し上げます。


佐々木さんのようなダンサーが、今までもそうですが、
これからもさらに現れてくれることを楽しみに願っています。






最後になりましたが、このニュースを知ったタイミングが遅かったため、
両先生方を始めこのコンクールでの受賞を支え、そして関わられてこられた多くの方々に対して大変失礼かとは存じますが、このWeb上でのお祝いとさせて頂きました。



2010年2月10日水曜日

2ndリハーサルに向けて

 
 
今晩は楽器と向き合わなければ!

みみずくず2ndリハも迫ってくるから。



ここんとこ眠気に負けて、曲にさわってないからな。

曲の構成表は作ったりしてる。
それからベースライン決めは、頭ん中だけだけどイメトレを兼ねて行っているのだが・・


コーヒーも用意したし、始めましょう・・・


せっかくなので、みみずくずのナンバーを今日も一曲紹介。

2001年発表のこの曲 — ええ曲やわ〜


" 愛しい人 "





みみずくずホームページはこちら

みみずくず:ホームページ
http://www.mimizukuzu.com/






● 2ndリハーサルに向けて




 

バレエ舞台セット—バックドロップ制作へのこだわり

  
  
引き続きバレエの舞台セット(バックドロップ)の制作。


建物がずらりと並ぶデザイン。

下塗りも終わり、それぞれの建物の描き込みを進めた。


センターには聖堂のファサードらしき建築があり、その両隣にはずらりと家屋やお店が軒を連ねている。聖堂の周りだから、広場外周の道路に面した家々なのでしょう。



建物を描き込んでいくのは大変手間がかかる作業だ。


自分の中では・・

"描いているんだけど組み立て上げていってる感じ"

・・がする。


ディテールがどうあれ、パースや建築の構造はある程度しっかりと守る。

そうしないと遠くから引きで見たときに "建って" くれない。と思っている。

絵が大きいから尚更ね。




いくら背景画業といえど、そして観客が見ているのは演じ手だよ、
といえど違う意味で背景画が気になっては、バレエならバレエのパフォーマンスそのものを壊してしまうと思う。


だから空気のように背景に溶け込むためのこだわり。
観客が鑑賞にストレスを感じないように。

あくまで持論ですが・・・。





● バレエ舞台セット—バックドロップ制作へのこだわり
   
 
 
 

2010年2月7日日曜日

クラシックバレエ 舞台美術装置

  
  
今日の風の吹き荒れ様はすごかったな。

我がスタジオも壁面の一部が吹き飛ばされたし!

っていっても被害に至ったわけではなくてよかった。ほっとしてます。



さあ明日からはいつもお世話になっているアトリエで引き続きバックドロップ制作だ。

納期の都合で制作が一旦保留になっていたけど、先週末より再開。

あまりに中途で作業が切り上げてあったので、この先どの部分をすすめる予定だったのかすっかり忘れていたけど、まだまだ下地段階でやることがたくさん残っていたからとにかく下地づくり。皆さん頑張りましょー。




バックドロップ—下絵・部分


で、ちなみに何のドロップかというと、クラシックバレエの舞台用ドロップです。

これ、背景としてはこの1枚で完結はしていません。
というのは、この幕には加工が施される部分や別注の切り出しパネルとの抱き合わせで初めて完成形となるデザインになっているから。


そこが面白い!!
まさに美術装置だよね。


もし仮に自分がデザインするとしてもこのアプローチは自分の理想ととても近いので、大変興味深く作業&勉強させてもらってます。


だって見た目には1枚の絵なわけ。だけど仕掛けが施してあるんだ。


例えば、ある絵本の1ページを開いて、そこには街並み風景が描かれているとしよう。その絵が、文を読み進めるうちに昼→夕→夜へと情景が変わっていったら?

舞台ではそれが出来る。
立体のセットなら誰でも想像がつくと思う。実際に建物として美術装置を組んで、そこに照明を仕込めばあとは照明家さんがその変化を付けてくれる。

だけど何度も言うように現在制作しているものはあくまでも平面の背景ドロップだ。
1枚の絵なのにそこでは人が出入りしたり、一日の時間経過も表現できる。
このドロップはそのための仕掛けを備える。

そこが面白いところだね!


実際にこのバレエの本公演を見ることは出来ないと思うけど、
想像してみるだけでも面白い舞台演出になりそうだ。






● クラシックバレエ 舞台美術装置




 

2010年2月6日土曜日

専門分野は? 〜 最近のお仕事から

 
  
年始から、 " 本当は何が専門の方なのですか? " と質問されてしまってもおかしくない様な日を送っている気がする。


石のモデリングをやって、絵を描いて、掛け時計を作って・・そしてバンド・・だ。


まあでも大きく見ればそれは以前から変わっていないとも言えるんだな。

・・造型作業は新たなものだし、自分の中の'くくり'の問題なんだけど、
要は何かを創っていたいんだね。全部自分です!


と、そこら辺の話は終わりにして、


最近の絵仕事の話を少し。バンド話も続けたいんだけど今日はこっち。



先日、" 臭〜い " 仕事が終わったところ。


それは何かというと、油性塗料を扱う作業だった。

白いテントに絵を描きました。


  


普段出番のない油性・・・かなり身体に悪かっただろうな。


窓を開けててもそれはそれは大変な臭いでした。
ラッカーシンナーが溶剤ということは、おそらく誰もがご想像のつく香りかと思います。
…幸い自我はそこにあった (笑) ので助かりましたが、頭が多少ぼーっとしていたようなしていなかったような・・・。


今時のアクリル系水性塗料とは作業の勝手が違うから苦労したところもありましたが、
臭いと闘いながらも仕上がりました。


あ、それから余談ですが今回勉強になった事の一つに、

" テントの建て方 "

があります。


皆さんあの骨組みを組み立てたことありますか?

運動会とかで見かけるあれですよ。

経験のある方はお分かりかとは存じますが、どうしても人数が必要な瞬間がありますね。

それからテントのタイプにもよるみたいだけど鉄骨を組む順番と、それから組んだあとで力を入れて持って良い場所も限られるってこと。
あちこちに目を向けていないと鉄骨の餌食になっちゃう。
コツ コツと・・あ、これは組立ててる人がそれぞれ一様に鉄のポールやら梁に小突かれている音。(笑) 自分も手や足に攻撃を受け・・つらいなぁ。
でもその甲斐あって上に書いたように'コツ'がよく分かりました。痛かったけどね。

皆さんテントの組み立ては経験者を最低一人交えた上、細心の注意をはらって行ってください。

・・・余談のほうが長い気もするけど、専門はテント取り扱いではありません。




● 専門分野は? 〜 最近のお仕事から





2010年2月3日水曜日

ウェブページ更新のお知らせ。舞台背景画制作記録:今月の一枚

  
  
ホームページ " アールドミノ "

Gallery 内・Paintings (制作) ページ

にある " 今月の1枚 "ページを更新しました。


リンク先 → PHOTOS : ART DOMINO


葛城 という種の布生地に 花 ハナ はな 。

ばらの花ばかりを描きました。



しかし、これは完成形ではないのです。

自分が携わったのはここまでで、


この後、別の場所で装飾(スパンコール)付けが待っていたのでした。


そして、色の変更もあったという・・・送られてきた図面通りに描いてはいてもそういったこともある。
だから、この仮完成の姿はもう誰の目にも留まらないって事になるんだけど、スパンコールが沢山付けられている状態よりこちらの画の方が花びらの表情がよく分かるのであえてこちらの1枚を選んだ。






● ウェブページ更新のお知らせ。舞台背景画制作記録:今月の一枚