2010年1月14日木曜日

画材選び − 舞台美術

  
   
今日は舞台美術セット用の刷毛・筆と絵の具類の調達に出掛けた。


本来なら発送してもらえれば済む問題なのだが・・・


ある特別な筆だけは自分の目で見て買わなければ! と思っている。


それに、刷毛も当たり外れがあるからなるべく目を通したいし。


舞台用の画材屋さんについてすぐに、
自分が必要な絵の具をまず揃えてもらった。


さて、筆を選ばせてもらおう。


しっかり選びたい筆は舞台描き割り用に作られている特別なもの。
この画筆は自分にとってとても大事な仕事道具の一つ。
少々値は張るけど、そこはもちろん使い勝手を優先!
とても心強い道具です。


柄は竹製で長く(40センチくらいか)、平筆で毛足はそこそこ長い割に、結構コシがある。
あらゆる生地表面の摩擦・抵抗や、
木材等の凹凸に対してこの筆は程よい描き心地になっている。



そして! 個人的に選別したいポイントはこの筆の柄の部分。


長さはどれも似ているが、柄の"幅"となると様々で

自分の好みとしては(というか自分の手になじむ幅)

あまり幅広ではない方が良い。




・・・店員さんにはその旨を伝えて確かめさせてもらった。



前述したようにこの柄は竹でできている。


他の筆・刷毛にも言えるけど、

この竹の柄は自然素材がゆえ
しなりかたもまちまちだし、問題の"幅"もどれも少しずつ違う。



そんなこんなでしっかり選ばせてもらいました。



お店の方には他にも普段気にしている材料のことで
専門的なことを伺うことも出来た。

舞台美術制作ではありとあらゆる素材が使われるため、
それに対応するための画材の開発には余念がありません。さすが!

・・・だから当然お店の人の話は長くなります。笑
でも、もっと伺いたいくらい!
親切丁寧に教えてもらえて勉強になりました。ありがとうございましたっ。






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