今日は舞台美術セット用の刷毛・筆と絵の具類の調達に出掛けた。
本来なら発送してもらえれば済む問題なのだが・・・
ある特別な筆だけは自分の目で見て買わなければ! と思っている。
それに、刷毛も当たり外れがあるからなるべく目を通したいし。
舞台用の画材屋さんについてすぐに、
自分が必要な絵の具をまず揃えてもらった。
さて、筆を選ばせてもらおう。
しっかり選びたい筆は舞台描き割り用に作られている特別なもの。
この画筆は自分にとってとても大事な仕事道具の一つ。
少々値は張るけど、そこはもちろん使い勝手を優先!
とても心強い道具です。
柄は竹製で長く(40センチくらいか)、平筆で毛足はそこそこ長い割に、結構コシがある。
あらゆる生地表面の摩擦・抵抗や、
木材等の凹凸に対してこの筆は程よい描き心地になっている。
そして! 個人的に選別したいポイントはこの筆の柄の部分。
長さはどれも似ているが、柄の"幅"となると様々で
自分の好みとしては(というか自分の手になじむ幅)
あまり幅広ではない方が良い。
・・・店員さんにはその旨を伝えて確かめさせてもらった。
前述したようにこの柄は竹でできている。
他の筆・刷毛にも言えるけど、
この竹の柄は自然素材がゆえ
しなりかたもまちまちだし、問題の"幅"もどれも少しずつ違う。
そんなこんなでしっかり選ばせてもらいました。
お店の方には他にも普段気にしている材料のことで
専門的なことを伺うことも出来た。
舞台美術制作ではありとあらゆる素材が使われるため、
それに対応するための画材の開発には余念がありません。さすが!
・・・だから当然お店の人の話は長くなります。笑
でも、もっと伺いたいくらい!
親切丁寧に教えてもらえて勉強になりました。ありがとうございましたっ。
● 画材選び − 舞台美術
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