自分はもちろん舞台の背景画師だが、現在めっきり造型家になっている。
それもそのはず、先日まで関わっていた夜景の紗幕も納まり、石の造型に専念しているから。
お手伝いではあるが親方さんと、モデル犬の雰囲気、そして足、顔など各部分の骨格や表情などをお互いで確認し合いながら彫ったり盛りつけたりしている。
とてもよい勉強になる。
絵描きだからスケッチというものをすることはごく普通のことだが、
今回は "犬 "を当の立体彫刻物をさわりながら形にしているから、
描いてはいないんだけど犬のスケッチをさせてもらってる感じ。
普段、人の骨格や筋肉の付き方などは意識しているけれど、
犬の身体の構造をこんなに熱心に注視(図鑑も使っているので)したことはない。
おそらく何かの機会に犬を描いてくれと言われたらより説得力のある犬が描ける気がする。
このようなお仕事のお陰でいつもとは別な視点から勉強させてもらえてるなぁ。
制作物があるからこそ自分の身になり、今の自分があるのだから。感謝!
しかも楽しく作らせてもらってます!
この週末で出来るだけ乾燥させて、いよいよ来週は仕上げの段階へ。
でもまだまだステップは多い…慎重に。
● 舞台美術背景画師→彫刻/造型家に転身か?
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