続いて石彫制作です。
" 石彫 " といってもこのお仕事では岩のような石から彫り出している訳ではない。
どちらかと言えば
" 塑像 " だね。
ある石質の素材を練って、それを盛りつけて形にしている。
本当の石彫は経験がないから分からないが、塑像は経験している。
形をとっていくことはなれているからこの彫塑作業はそんなに問題なく出来る。
今日は2体いるわんちゃんの内、大きい方をメインに作業。
1段階目の下地の盛りつけから今日はその第2回戦!
今回からは仕上げの素材を使っていくと共に形もかなり気を遣いながら盛りつける。
全長が180cm程なので全体のバランスを見ながら
そのボリューム感、フォルムの流れ、
緊張感や硬い柔らかいといった表情の違いをどう持って行くか等、
気を配るところが満載だ。
尻尾・部分
この大きな方の完成形は、
この犬が走り回っているその一瞬を納めた写真をベースにした形になる。
きょうの盛りつけではまだ厚みが足らない。乾燥後にもう一度肉付けだ。
だけどこの段階の形の取り方はすごく大事。
この時点での作業の方向付けが仕上げに向けてかなり影響してくるから。
まだ先だけど、仕上げの段階には色が付いた素材を使用するそうです。
そこに向けていい形に持って行きたい。
● 石彫(犬) ー 作業経過
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