2009年5月1日金曜日

4/15 (水) 晴 '09 " South Kensington, London" - イングランド・舞台美術

さて、Heathrowについたらやらなきゃいけないことは勿論 “入国審査”。

これも苦手…。

前回の時はおよそ1ヶ月間の滞在だったから目的やら滞在先やら色々聞かれて大変だったので、最後には“英語わかりません”っていうふりをしてみたり… 。
でも仕方ないよね。テロ騒ぎがあったときだったし。

とにかく、さらっと答えて早く通りたかったから心して審査官の前へ。

やりとりは…


何日間の滞在ですか?

− 12日間

目的は?

− 観光

ハンコをぽんっ。


あれ!?ほんの二言三言で終了。
なんだよ〜せっかく気合い入れて臨んだのに!
前回はホントなんだったんだろう。
まあでも苦手は苦手だな。早く通過できてそれに越したことはないよ。


という訳でイギリス入りです。


スーツケースも引き取り、次にすることは地下鉄(tube)に乗って今日の宿泊先へ。
tubeに乗る前に“Oyster Card”(日本で言うsuica, pasmoだね)にチャージ。
前回来たときにカードはすでに作ったからチャージだけ,
top-upマシンのスクリーンに触れて紙幣を入れて…と思いきや紙幣を検知せず…。
結局人のいる窓口を探してチャージしてもらった。
結構動き回る予定だからそこそこの金額を入れてもらおうとすると不思議な顔された。
こちらの人々は外出時にはあまり金銭を持ち歩かないようだし、
そんな理由と金銭感覚からするとちょっと多かったのかも。

こんなやりとりもちょうどいい機会だった。
下手なりに英語の口慣らしをしなきゃいけないから。



では移動しましょう。

tubeです。

列車の形がチューブ状だから。



そして狭いです。人が少なかったからいいけど、スーツケースの置き場に困る。ちなみに写真右下のオレンジが僕のケース。両膝で挟んでます。




Heathrow terminal の駅からPiccadilly Line に乗ってGloucester Road駅まで。
Piccadilly Lineは青が目印。扉右に写っているポールの色も路線によって変わるはず。

でこの写真はその途中のHammersmith駅。
明日はここに舞台美術関係のちょっとした用事があるんだ。





Gloucester Road 駅の改札をちょうど出たところ。
さすがLondon中心部辺り。建物が整ってるなあ、というのが第一印象。

ところで僕はどっちへ向かうべきか。全く方向感覚が無いので地図見て確認。この写真で言うと、正面を横に走っている大通りCromwell Roadを右へ。






3,4分歩くと初日の宿となる“Meininger Hotel&Hostel”があった。
Queen's Gate という通りを挟んですぐ向かいが " Natural History Museum " 。
隣接して" Science Museum ", そして前回見て回りそのスケールの大きさに圧倒された" Victoria & Albert Museum " があります。
宿は公共のConference Centreと併設の所らしい。

低予算の旅だからそんなときはYouth Hostelでしょう。
それで選んだ宿がここ。
Londonを見て回るにはすごく立地がいい所だと思った。
でも明日はLondon郊外へ移動だから関係ないか。

Check Inです。自分の英語がかなりまずいなと認識。
宿代にプラス明日の朝食も頼んでみました。
なんと3ポンド。この時で450円くらいかな。
二年前なんて4ポンドで1000円近かったからなー。信じられない!

Myベッドカード、Guestカードなるものとルームキーを受け取り今晩の部屋へ。

603号室。

PM 5:00頃だったかな、ここに着いたの。  


dormitory type の部屋。
2段ベッド(bunk bedっていうのかな)が一つと見ての通りのテーブルといす。ちょっとした洗面台とクローゼット。

二人部屋です。


まだもう一人の方は来ていない様子。
ベッドは早い者勝ちみたいだから下の段を確保して、と。下の方が色々気が楽じゃない?
上の段は上り下りがあるしさ。

やっと落ち着けたので少し休みたいんだけど、メールを打つとか明日の用事のためのスーツケースの整理とかあって無理かも。
しかも夕食の買い出ししなきゃ。


ってことでからだが動くうちに買い出しに行くことにして、

さっきレセプションで食料品店の場所も聞いたし、駅前まで行ってみることにした。


Gloucester Road 駅前。

そこで見慣れたお店が目に入る。


" TESCO "


前回も大変お世話になったこちらでは超有名スーパー。

サンドイッチとリンゴを何個か、チョコレート菓子も買ったっけ。
そして何より大事な“水”を取り、相変わらず素っ気ないレジのスタッフ(テスコの店員はどこも割とこのタイプ)に支払い宿へ帰った。

部屋に帰るとまだ相方は来ていない様子。
ならば部屋が広いうちに早いとこ自分の荷物を整理しよう、ということでサンドイッチほおばりながらスーツケースを広げ、洗面具やら着替えやらを出し、持ってきた自らの大事な美術の資料達をベッドに広げて整理を始めた。


でもねー、時差ぼけか、整理しててもあまり手に着かない感じ。

あ、そうそう、まだ外は明るいんだよねこの時期は。
あとで友達に確認したけどPM8:30ごろが日没っていう時期みたい。
だから9時暗いまで真っ暗にならない。

体内時計が全く働きませんね。



そうこうしてるとドアのキーを解除する音が…。


もう一人がやってきた。


黒いキャップに黒いベストを着た若者でした。
見た感じはアジア圏の出身。


僕もなれない英語、向こうも勿論僕よりも上手だけどそれほど流ちょうではない英語でお互い挨拶を交わし、彼の名前を聞く。


愛称は“ポップ”。タイから来た学生さんでした。


僕はすっかり腰を落ち着けているからいいんだけど、あとからやってきた彼は何だか落ち着かない様子。だからここも英語の練習と思ってこちらから話しかけるべきだと思い、
…何か話しかけた。笑

するとポップも訊いてきた。僕がいつここに来たのかとか、Londonは何回目かとか…。

やっぱり話しかけてみるもんだね。なんだか彼も落ち着いたみたい。
でしばらくお互い自分のことをやっていると上段からポップが降りてきて、
これから1,2時間外出しようと思うんだけどどう?みたいな誘いだったと思うんだけど、
提案してくれた。
だけど、まだ明日のために整理しなければならないこともあったので断った。
パブ行きたかったけどねー。


ついでに言うと、ポップが持っていたゲストカード、違う人の物だった。
彼は渡されただけらしいが全く違う人の名前になっていた。
彼は、何でだろう?とほくそ笑んで、換えてもらわなきゃと部屋を出て行ったよ。



…僕はそのあとシャワー浴びたりメールしたりして……
あとから帰ってくる相方のために洗面台の灯りをつけたまま、この日は休みました…。


4/15 (水) 晴 2009 South Kensington, London

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