最近は、舞台美術制作事で書きたいことはたまってはいるものの、なかなか書き込めないでいる。
自然とやるべきことが増える時期だから?…
そんな中、少しずつでも"これ"はお伝えして行きましょう。
既に始まっているレンタル用背景幕舞台セットの制作過程。
前回お伝えしたときはベース生地の縫製まででしたね。
デザインは自らのもので絵柄は決まっていたけれど、その後変更点を加えたので一部縫製のやり直し。
変更点は追ってお伝えしましょう。
では描画作業へ。
スタジオで制作保管してある大理石柱カットクロスとの組み合わせになります。
石柱カットクロスに比べこのセンターアーチは描画面積が広いので、いつも大変お世話になっているA氏のアトリエをお借りしての作業になりました。
布地を運び込んで広げたら・・・やっぱりお借りして正解。大きい・・・
そう感じるのは縫製の変更で発生した生地の継ぎ足しによるもの。デザイン図面より幅が広くなっているから。
これで安心して制作できます。感謝!
いつも制作初期段階が肝心。私的にはそうだと思います。だからこの幕も同じです。
カットクロスにするための加工があるから尚更。
ここを焦ると・・・色々あります…相手が生地なのでその点でも。^^
左の写真では石柱カットクロスと同タイプの柱が下当たりされている。
このアーチ幕にも大理石柱が描かれます。
・・・画像は飛び飛びですがこんな感じで制作過程をお伝えいたします。今回はここまでっ。
● 背景絵幕制作過程-no.2
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