こんにちは。
最近、制作の方では絵を描く者として新たなことに挑戦させて頂いたり、バレエ舞台美術のドロップ制作があったり、そして我がスタジオでも以前から構想だけが積もっている諸事に手をつけている…と、なんだか時間がどんどん過ぎてゆきます。
前回のブログでもそうなんだけど、ここのところ目に新しいことに多く触れられている気がする・・・今月一つ歳を重ねましたが、同時に学ぶべき事も増えています・・・ん〜、色々と時間が足りません。
新たなこと・・・
決して普段の舞台美術背景制作には新鮮さが無いという意味ではなくて、常にそこには良きフィードバックがあると…
そしてそうやって外に目を向けられるという状況にあるという事が本当に有り難いなと。
・・さぁて、ぶつぶつ言っているのはこの辺にしておいて・・・
ここのところ描いていた背景ドロップから —
先ほども触れたようにバレエ舞台美術制作です。
うーむ、いつもの事ながら制作途中を撮影する余裕がないのと、紹介できるパートを見つけることも難しくてよい絵が撮れないんだけど・・・
下塗り後の一部のアタリを撮ってみました。
まだ、全景はお見せできませんがどんな景を描いているかだけでも説明しておきましょう。
上に見えるのは腕ですね?・・・しかもマネキンのような人形の腕です。
そしてここは暗くて狭い部屋の中・・・
バレエの舞台をご覧になる方なら、人形が登場するお話、と言えば候補は容易に絞れますよね?
演目は “ コッペリア ” 。
これから組み立てられる腕や身体のパーツが入った荷物と、人形を作る老人コッペリウス博士のものであろうコートや、帽子・・それにだれが着ける?黄金のお面・・・
…この部屋は他にも奇怪な道具や図面らしきモノ、薬品?の瓶棚も・・・。
コッペリウスの部屋は過去にも他のパターンで何度か描かせてもらっていますが、人形工房の雰囲気を作ることや、特にこの“狭さ”を表現することに力を注ぎますね。
・・だって幅18m超、高さ9m超の画面に
こぢんまりした部屋、空間を描くんだから・・・・・・面白そうでしょ?
・・・面白いです!
とにかく、
今回も無事に仕上がりました。 ・・・いい照明あててもらえよ〜!
良い公演になることを祈っています!!
● 空間作り : バレエ舞台美術制作
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