背景仕事が一段落したので、なかなか出来ないままでいたペイントスタジオの整理に取りかかったり、小物を作り始めたり…
すっかり暑くなってスタジオでの作業も辛くなってきた今日この頃。
この季節の話題がもちあがってる。・・それは、
蛍。
近所の沢に大量発生した様子。
近年では蛍の数も減ったからか、わざわざ夜道に出て蛍探さないし。毎年1・2回気の向いた日だけ…。
・・・でも今年の状況は違うらしい!
まるで蛍群がオーケストラを奏でているようだ!というもんだから、
行く価値はあるぞ。
夜になった。
けど、涼しすぎる。風がだいぶ吹いている・・・今宵は飛ばず…かな?
・・いや、何せ“大量”なんだから数匹くらいいるだろう。
散歩だと思って噂の場所まで行く。
茂みの向こうが沢になっているはずだから…もう少し・・
・・・いるじゃん!!
その茂みの向こう側、ライムグリーンの点達が下の方からふわ〜と。
さすがに少し早足な自分。
沢まで来た。
いたいた!しかもすごい数だ
静かだなぁ。
ここだけは風が当たらない場所の様。
実際に飛んでいた数はこんなものではないけど、試しに撮影したのがこれ。
ハンディーカメラの性能からして当然しっかり撮れないんだけど、
それでも蛍たちが一斉に明るくなればこれくらいは見える。
今までにこんなにまとめて見たことがなかった。
しばし動けず・・・。
皆同じようなリズムで光るから、確かに演奏会のようだ。
これだけの数がまとまっているから、光るとその沢がどんな形状か分かるほど。
しずーかな光のショウ —
そのはかなさも知っているだけに感慨深くもあり余計に見入ってしまう。
いとも簡単に手に取れる。でも飛んでる姿がbestだな。
見事な舞台。
今年は何度か足を運ぶか?
来年も飛んでおくれ。
● 水無月ソワレ