前回の背景幕もそうなんだけど、舞台美術絵幕の制作もお伝えしたいものはある。
だけどそういっている間に次の制作に突入したりでここにゆっくりと書くタイミングがない今日この頃。
ですが今日は前にも書いている“ロゴ作成”の続きを。
こちらの話も完結してないから。
では。
前回までは、自分でも強いイメージを持って取り組み始めたデザインだったんだけど、
具体的な形にするとかっこよくないなぁなんてことで、も一度冷静に練り直すことにして終わっていたと思う。
練り直すといってもゼロからではない。最初のイメージは気に入っているから。
さてと、
では土台の三角形に戻って・・
これはこれでデザインっぽい?
・・いやいや、自分としてはこれではこだわりが足りません。ごちゃごちゃさせる気はないけどね。
やっぱりこの形が柔らかいもの・生地だって事がなるべく説明付けやすいように・・・
いろいろやってみたけどその中でお見せできるようなものから。
まずは…
見ての通りだけど、
幕生地だというやわらかい感じを一部に作ってみた。
なんか和風だ。和柄の霞みたい。
で、全体的には形が硬いので
下部フォントに筆で書いたMをミックスして。
・・なぜ "M" か?
単純に自分の名前の頭文字だから。^^
…え〜、そこは今はつっこまないで!まだ好きに作らせて!
そうそう、出来ればマークのどこかにそんな筆・刷毛跡を入れたいなーと思っていて。
代わりに筆文字は取り止め。
どうだ?
理想は全部込めたぞ。
NGです・・残念ながら。
刷毛跡を入れたのも、単純に絵描きらしくていいかなーって思ったけど・・
刷毛跡の形もあるし、その使い方・配置の仕方だってあるから
一概にこれが駄目ってことではないし、出来れば使いたい気持ちは強い。
だけど、
基本的なシェイプとして
刷毛跡は強調しないようにしよう。
てことで、これを境にまた数日悩みに悩んだ。
・・もう一度紙の上でペンを走らせた結果、
やっと出ました、納得のいく形が!
結局、生地を表すつもりの底辺のラインは
シンメトリックな波形に決定した。
下部両端の尖ったような形が重要!
幕の厚みを感じてもらえるといいなー。
舞台の幕は大きいけど、
やっぱりそこは幕、厚みはありませんから。
見てしまえば単純な形だけどそこがいいね!
揺るぎのない形(外形)が出てきてくれて一安心。
…なはずなんだけど、
揺るぎが無さ過ぎて >_< , この先これの使い方に頭を悩ませるのでした。
産みの苦しみ。
でもここまで来てるから乗り越えたらきっと良い結果が待っているはず。
・・・つづく
● ロゴデザイン 第3回戦!