これまで続いていたバレエ"コッペリア"
の背景幕−アーチ幕の制作。仕上げ?を行ってきた。
なぜ?が付いているかというと、一つ作業を残してきたから。
我々の作業内容には問題はない。
特に袖幕に布の付け足しがひつようとなったからだ。
こちらの仕上げ作業の内には付け足しは間に合わないらしく、その足した分への描き込みは後日ということになった。
絵に関しては落ち着いて仕上げを行いOKをもらったが、
実を言うと、最後まで明確なイメージをつかめないでいた。
何故かというと、この件に限った事ではないが、
近年見受ける多くの原画がコンピューターによってまとめられたものだからだ。
もちろんコンピューターで描いた物の方がよい場合も多々ある。手描きではかなわない面も持っているから。
だけど絵画的なアプローチの場合、コンピュータ処理のものだと作者の明確なイメージや細かいニュアンスが伝わってこない。その人の "色" が見えてこないと言ったところか。
上記したけど、決してすべてのコンピューターによるデザインがこれに当てはまる訳ではない。
もちろん明確なイメージを伝えてくれる方もいます。
…すこし難しいことを書いてるか?
いずれにせよ舞台に飾ったとき、お客さんが見てくれたときに"良い"と思ってくれるしあがりにしたいですね。
コッペリア アーチ背景絵幕