2011年8月5日金曜日

欲ばるなら




先日、美術で関わらせていただいた小牧バレエ団さんの公演も無事終わりました。お疲れ様でした!
そして清里フィールドバレエも、すでに数日経っていますが連日開催中です!

写真はフィールドバレエでの道具作画中のヒトコマ。
予定通り完成間近の頃の話。
美術のK氏との話の中で小さく盛り上がり(笑)パネル画に別演目の小道具を当ててみたところ。
絵で描いた工具と小道具ではあるけれどマルモノの斧が同一画面に存在している状態。
あまりにもこの斧が自然に画面に溶け込んでいてそのまま打ち付けたい程だった。
これが本物の斧だとそうはいかないんだよね。そこがいいところ!

今回は予定になかったし、別演目で登場予定の小道具を打ち付けてしまうわけにもいかず欲望は満たされませんでしたが、このやりとりはとても意味あるものであって。
どこまでが絵(平面)でどこから立体なのか?
小細工ではあるんだけど、道具をより面白く見せられる手法かと。

…製作中こんなことばかり考えているわけではないんだけど、舞台セットは長時間視界に入っているもの、そんな遊び?も演出として楽しんでもらえてもいいなと考えます。
…とは言いつつなるべく気付かれないように努力するんだから、不思議な話だね。

さて、今晩も間もなく清里高原ではバレエが始まることでしょう。
みなさんどうぞお楽しみ下さい。

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