今回も背景業ではない話。
人形、マスク、を作る話です。年度末の製作でした。
時間が経ってしまいましたね…^^;
時間が経ってしまいましたね…^^;
「くるみ割り人形の物語」 原田富子バレエスタジオさんの30周年記念発表会の作品
先生オリジナル脚本、演出の作品です。
◆ 人形 ◆
くるみ割り人形としての、 王子、そしてネズミ、の2体。
…ネズミはくるみ割りネズミと呼ぶ???
高さ60センチほどでご依頼いただきました。
◆ マスク ◆
王子用で人形のイメージに寄せて。
ストーリー上、フルフェイスマスクではありません。
ストーリー上、フルフェイスマスクではありません。
…立体造形に関わるといつも思い出されるのは、
その昔授業でお世話になった彫刻の先生の事。
その昔授業でお世話になった彫刻の先生の事。
今こうしてタイプしていても塑造室の様子とかが浮かぶ。
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さておき。
メイン材料は発砲スチロール。削り出す作業ですね。
スケッチからの図を用意していざ。ここには載せていませんけど横向き画ももちろん用意。
ネズミはここから直しながら…
スチロールを繋ぎ貼り合わせ…
切る、削る。
盛る、削る。
色を乗せます。装飾も足します。
で、完成。
↑王子の足元はブーツスタイルから変更。
不要部分は削り取り。
不要部分は削り取り。
↓マスクはこちら。
wigのスタイリング、むつかしいなぁ。
そもそも人形の髪型デザインが複雑なので尚更。
まぁ自分でデザインしたのですけれど。^^;
でもそこの格闘が楽しい!
着用後にさらにワックスで整えました。
気持ちは美容師のつもりで。笑
くるみ割り人形 の物語
先生の作られるお話がとても素敵です。
ネズミにも、マリーにも、心打たれます。
イレギュラーな製作ではありましたが、
普段と同じですね、形が出来上がっていくとやっぱり嬉しくなるものです。
最終的に作品の中で、舞台上で、役を果たすということは単なる造形物ではないわけで、
当然責任がある分これもまた力が入った製作となりました。
そして個人的には再演を!と願っています。
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