ここのところ関わったのはそんなケース。
舞台上の役者(多くは子供達) がコビトのように小さくて…という設定から、
背景環境が大きく描かれている。
絵としては、役者の大きさ、目線、を表現するのにどれも下から見上げた構図。
↑は芝の中に生えているクローバー、シロツメクサ!
右端に写っている人間の手で大きさの比較になると思います。
原画ではシロツメクサの花は見上げた画になっていなかったので、こちらで調整。
芝も原画には無く、指示のみ。やはりこれも描き込みました。
クローバーの葉と比べながら。虫になったような気で描くのでした。
掻き分けたくなるように!
掻き分けたくなるように!
↑ステレオのスピーカーも高くそびえて…
これも下当たりが大変…見上げた感じになるよう、
デザイン図面上で形を調整してから念入りに…
お陰で無事に見上げた画になりました。
↑クシャッとなった生地を描くにも…とにかく拡大鏡を通して見たように描く。
…糸の織りが感じられるように。
↑ストロー部は好みを反映させていただきまして、
半透明なストローに見えるようにアレンジ。
それにしても巨大なジュースの紙パック。面白いです!
そして舞台上には多くの立体造形が並んだようです。
全ての道具との絡み具合を見てみたかったですが…放映されることを期待します!
製作時間が短くて厳しい面もあったけど、描くそれぞれの対象物に大変向き合い甲斐のある製作でした。
多くの刺激をありがとうございました。
● Bug's ライフ